児童虐待・イライラ
子供を持つ親として、「いい親になりたい」と思うのは当然のことですよね。
親であれば皆さんそう思われると思います。
それでもたまに、子供をせっかんして死なせたなど、耳をふさぎたくなるようなニュースを聞くことがあります。
そんな親には同じことを、いや倍返しにしてしまえー!と心で叫んでしまう私でも、ふと以前の自分を思い返すと、、、
躾と称しゲンコツや押し入れの中に閉じ込めて反省させる!などというNGな躾をする親の気持ちがわからなくはないのです。
こんなこと言うと批難を受けそうですが、決して暴力を肯定はしてません。暴力はNGです。
ただ、もしかしたら暴力をふるう親御さん自身が色々な不安やストレスを抱えられた結果、自律神経のバランスを崩してしまったからなのかもしれません。
孤独と子供への依存
児童精神科医の佐々木正美氏が書かれた「子どもへのまなざし」(※1)では、孤独な現代の育児環境が問題ではないかとおっしゃられています。
孤独で不安を抱えていて、我が子にしか依存できない環境。
そのため、子供を自分の思い通りにしたくて、躾を超えた行いになるのではないかとのこと。
私もそのように感じます。私は孤独ではなかったものの、不安やストレスから子供に厳しくあったた時期があったためです。
(詳細はプロフィールに書きました)
素晴らしい本ですが、だからと言って今度はこの本の通りの子育てをしなきゃいけない!って思い詰めるのは逆効果だと思います。
心身ともに疲れていた以前の私ならすぐこうなっただろうと容易に想像できるからです。
でもこの著者のおっしゃられている通り孤独にならない育児環境作りは大切だと感じます。
以前の記事で紹介させてもらった無料のホームサポート(訪問型子育て支援)などその対策の一つなのではないでしょうか。
私の場合は育児環境には恵まれていたので、ホームサポートは必要ありませんでしたが、ストレスや仕事上の人間関係などから自律神経のバランスを崩してしまいました。
その不安やイライラが元で、子供の悪い行いに対して正しい躾ができませんでした。反省しています。
もし、仮に忙しさやストレスなどで何か最近イライラしてばかりいる。
つい、子供にきつくあたってしまう。
なんていう方がいらしたら、この整体法をうけに来られてみませんか?
私も当時は自分の心が弱いと思い込み、アンガーマネージメントの本などを読んだりしていました。
でも心の問題ではなかったのです。
身体の過緊張が原因で身体本来の力が弱っているのかもしれません。
佐々木先生の著書には、5歳までの子育てが大切とかかれていました。なんと私の子供たちはもう過ぎちゃいました!
でもいつからだって決して遅くはないはず!!
子供も親も笑顔になれる!そんな子育てができれば最高ですね。
引用・参考・出典
※1 佐々木正美(著) 子どもへのまなざし (福音館書店)